令和3年3月19日午後2時から神奈川県計量検定所3階大会議室で今年度第1回理事会が開催されました。首都圏1都3県に緊急事態宣言の中、理事、監事17名中16名が出席して、本年5月21日開催する令和3年度通常総会に上程する議案書(案)の令和2年度事業報告並びに令和3年度事業計画(案)について審議しました。
以下に令和2年度の事業報告の概要を報告します。令和3年度の事業計画(案)については省略させていただきました。
理事会は総務部森理事が司会進行を行い、理事会次第により通常総会議案書(案)資料をもとに各部の部長が説明しました。
総務部児玉部長から令和2年度はコロナ感染拡大のため、計画していた5月の通常総会を中止したが、各議案は書面表決により全て承認され、その内容を会報第149号に登載した旨、また、12月の例会も中止するとともに、例会の資料については会報第150号に登載した旨の報告がありました。当計量士会の常任理事会及び総務部部会が計画通り開催された以外は、関東甲信越地区計量団体協議会茨城大会が1年延期になるなど、主要計量関係行事はほとんど中止になったと報告されました。
技術研修部奥村部長から自動はかりの技術研修会が中止になった代わりに10月にZoomを利用したオンライン研修会を企画、外部の参加者を含め12名が参加して開催したと報告された。その他、一般社団法人日本計量振興協会の機関誌「計量ジャーナル」に掲載された一般計量士合格体験記のホームページへの転載について、さらに令和3年2月に開催予定だった神奈川県計量検定所との情報交換会が中止になった代わりに質問書を送付し、その回答を得たとの報告がありました。
広報部佐藤部長から令和2年8月に会報149号、令和3年2月に会報150号の各々の編集会議開催と発行、年4回の日本計量振興協会機関誌の発送作業について報告があった。また、ホームページ維持管理を広報部に移行するための講習会を技術研修部の奥村理事、小川理事を講師に招き9月に開催して、ホームページ作成ソフトJimdo Proの維持管理方法について受講したと報告がありました。
会計部鈴木部長からは3月10日現在の予算執行状況と同現在の会員名簿、会員の入退会(入会1名、退会3名、B会員から県会員へ移動1名)の報告がありました。
新規事業委員会の小林副委員長からは第1回委員会が8月、第2回委員会が11月に開催され、第一から第四分科会までの4つの分科会の経過報告があった。第一分科会はメンバーのエントリーが皆無のため令和元年から休止状態扱い。第二分科会は計量士による代検査の依頼がある場合、半年毎に当番会員を決めて対応している。当会で不足している基準分銅購入とその管理方法について検討している。第三分科会はAI社の指定検定機関取得の認可についてサポートを検討中。当計量士会からのパートアルバイト計量士の指定検定機関での業務とその他の取り決めを検討している。第四分科会は他団体の表彰規定、表彰基準、表彰基準の細目を入手して各表彰受賞履歴を作成したので、表彰推薦に活用する。新規事業委員会の組織図を改定について報告された。
令和2年度第1回理事会は予定時間を超過して午後4時30分過ぎに終了しました。
2020年10月15日に技術研修部オンライン研修会を行いました。コロナの影響で講習会等が出来ていない中大変有意義な研修会となりました。
参加者12名が全員通信出来た様子。*他県の方2名にも参加して頂きました。
奥村常任理事よりオンライン講習実施の様子
質疑応答の様子