2017年2月24日に第15回全国計量士大会がウエスティン都ホテル京都で開催されました。参加者は190名以上で昨年以上の参加がありました。
経済産業省計量行政室吉岡勝彦室長から「計量行政審議会の概要と計量士への期待」で昨年11月の計量行政審議会答申の概要についてさらに計量士、計量団体への期待が述べられました。
日本計量振興協会河住専務理事から「日本計量振興協会の事業取り組み状況」の紹介がありました。特に計量制度(政省令)改正への今後の取り組みについて強調されました。
次に「新たな役割に応えられる計量士像」というメインテーマで日本計量振興協会阿知波計量士部会長をコーディネーターとしてパネルディスカッションが行われました。
パネリストは「検定・検査」について適正計量管理事業所、計量協会、計量士がトライアングルを作って効果的、迅速にスパン調整後に検定を行う新しいスキームが紹介されました。
続いて日本計量振興協会自動はかりに関する調査検討委員会金井委員長から自動はかりの特定計量器化にからんで規制の有無に関わらない自動はかりの計量管理の課題、規制が行われた場合の課題について紹介がありました。
また、大阪府計量士会万福副会長から計量士の育成についてというテーマで計量士有資格者を増やす提案、計量士の研修についての提案がありまいた。
それぞれのテーマで一部議論がかみ合わない場面もありましたが、活発な質疑応答、提案がありました。
日本計量振興協会阿知波計量士部会長の開会宣言
日本計量振興協会石蔵副会長の主催者挨拶
経済産業省計量行政室吉岡勝彦室長のご挨拶と講演
日本計量振興協会河住専務理事による「日本計量振興協会の計量士関係事業の取り組み状況」の紹介
意見交換のコーディネーター、パネリストの方々
2017年2月23日に日本計量振興協会自動はかりに関する調査検討委員会、東京計量士会の株式会社イシダ滋賀事業所自動はかり見学会が実施されました。
計量制度改正の一つの焦点である自動はかりの特定計量器化について情報交換、質疑応答が行われました。また、工場内で自動はかりの製造工程、検査工程、出荷前の妥当性確認を行う実際のラインなどを見せていただきました。さらに1972年製の世界で初めて製造されたコンピュータスケールの展示も見せていただきました。
ご案内をいただいた井上部長様、山本様、田尻様ありがとうございました。
2017年1月20日にかながわ県民センターで計量管理・改善工夫事例発表会が開催されました。
事例発表は「古河電気工業株式会社平塚事業所の計量管理」では、約3,000台の計量器を効率良くミスを減らして管理をするためのデータベース「計量管理システム」の紹介がありました。
「J-オイルミルズ横浜工場の計量管理改善例」では、日常管理のデータを月例でまとめて平均値、標準偏差、度数分布などで見える化を図って製品の量目管理をされていました。
神奈川県産業技術センター計量検定所神田淳治所長のご挨拶
県立川﨑図書館で2017年1月13日から5月10日まで開催されている「単位のあゆみ」の展示の紹介がありました。開催中の2月25日には、日本計量史学会内川恵三郎会長の講演会「キログラム原器の役割終了へ~物体による標準から物理定数へ~」が開催されます。
株式会社古河電工アドバンストエンジニアリング平塚支社三股正幸氏の「古河電気工業株式会社平塚事業所の計量管理」事例発表
株式会社J-オイルミルズ横浜工場製造部工務課松本顕氏、株式会社小川工業小川惣太氏の「J-オイルミルズ横浜工場の計量管理改善事例」の発表
公益社団法人神奈川県計量協会大黒常雄副会長のご挨拶
2017年1月11日にホテルグランドアーク半蔵門において平成29年計量団体・業界・機関合同賀詞交歓会が開催されました。
世話人代表や行政機関の方から今年の計量法関連の政省令改正についての期待が語られました。
世話人代表(一社)日本計量振興協会楠会長のご挨拶
ご来賓の経済産業省産業技術環境局基準認証政策課萩課長のご挨拶
ご来賓の(国研)産業技術総合研究所計量標準総合センター三木センター長のご挨拶
2016年12月5日に神奈川県計量検定所で平成28年度神奈川県計量士会例会が30名の参加で実施されました。
2016年11月18日に横浜市健康福祉総合センターで経済産業省産業技術環境局計量行政室川﨑遼調整係長を講師として「計量制度の見直しについて」をテーマとして講演されました。
11月1日に計量行政審議会の答申が公示されたこともあり、160名の参加がありました。
2016年11月17日に神奈川県計量検定所で神奈川県計量協会・計量士会の研修会が実施されました。講師は神奈川県計量士会奥村元広報部長で「自動はかりの計量管理」でした。質疑応答では、11月1日に公示された計量行政審議会答申で取り上げられた自動はかりを特定計量器に追加する件についても活発な意見交換が行われました。
平成28年度関東甲信越地区計量団体連絡協議会が2016年10月19日箱根湯本河鹿荘で開催されました。
提案議題の中で指定検定機関の指定要件の見直しについてでは、産業技術センター計量研修センター加藤センター長、日本計量振興協会河住専務理事から示唆に富んだお話がいただけました。
開会に先立って加島淳一郎様、山口明洸様に感謝状及び記念品が贈呈されました。
神奈川県計量協会谷本副会長の開会の辞が行われました。
開催県を代表して神奈川県計量協会林博樹会長のご挨拶がありました。
ご来賓を代表して産業技術センター計量研修センター加藤センター長、神奈川県産業技術センター計量検定所神田淳治所長、日本計量振興協会楠輝雄会長からご挨拶をいただきました。
神奈川県計量協会林会長、神奈川県計量士会佐藤会長を議長に選出して提案議題、報告事項の審議が行われました。
次期開催県の山梨県計量協会田中会長、山梨県計量士会清水会長のご挨拶がありました。
協議会終了後、平木浮世絵美術館佐藤光信館長の記念講演が行われました。
箱根駅伝で輝かしい実績をお持ちの佐藤様が、箱根駅伝の歴史と安藤広重の浮世絵についてとても興味深い講演をされました。
懇親会には、箱根町山口昇士町長にご臨席いただきました。